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第1章 はじめに. 1.1 材料の力学( Strength of Materials ) では何を学ぶか 1.2 材料力学などで使われる単位について 1.2.1 単位系 1.2.2 重要な物理量の SI 単位 1.2.3 10 の整数倍の表し方 ☆ 第 1 章 総合演習問題. 1.1 材料の力学( Strength of Materials )では何を学ぶか。. 金属材料から非金属材料まで,材料の強度について主に以下のことを学びます。 (1)引張り強度,(2)圧縮強度 (3)曲げ強度 ,(4)ねじり強度 (5)座屈強度 ,(6)衝撃強度.
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第1章 はじめに 1.1 材料の力学(StrengthofMaterials) では何を学ぶか 1.2 材料力学などで使われる単位について 1.2.1 単位系 1.2.2 重要な物理量のSI単位 1.2.310の整数倍の表し方 ☆第1章 総合演習問題 材料の力学第1章
1.1 材料の力学(StrengthofMaterials)では何を学ぶか。1.1 材料の力学(StrengthofMaterials)では何を学ぶか。 • 金属材料から非金属材料まで,材料の強度について主に以下のことを学びます。 (1)引張り強度,(2)圧縮強度 (3)曲げ強度 ,(4)ねじり強度 (5)座屈強度 ,(6)衝撃強度 機械工学科,環境都市,建築学科などでもこの教科目があります。 材料の力学第1章
1.2 材料力学などで使われる単位について 1.2.1 単位系 (1) SI(国際単位)(MKS) (2)工学単位(重力単位)(MKS) (3)物理単位(CGS) そこで,ちょっと, ☆MKS:長さ(m),質量(kg),時間(s)を基本とする単位系 ☆CGS:長さ(cm),質量(g),時間(s)を基本とする単位系 MKSとは? CGSとは? 材料の力学第1章
1.2.1(1)SI(国際単位)(MKS) ☆基本単位(SI) SIの基本単位は7つある。 右の表を参照すること。またSIでは,MKS を基準とする。 ☆特に長さ(m),質量(kg),時間(s)が主要な基本単位である。 材料の力学第1章
☆SIの組立単位の例と次元 ☆次元の表し方: 基本単位である質量,長さ, 時間などについて,次の記 号を用いて表すことを意味 する。すなわち, ☆次元表示では, 質量→M;長さ→L; 時間→T,電流→I と表記し,次数をこれに乗せる。 材料の力学第1章
1.2.1(2)工学単位(重力単位)(MKS) • 工学単位系は,従来,工学の分野でしばしば用いられてきた単位系であり,重力単位系とも呼ばれる。 ☆バネはかり,圧力計,体重計 などの目盛りはこの単位系が使用されている場合が多い。学生実験や機械設計の分野では現在でもこの単位系が使用されている。 ・工学単位系では基本単位として, ☆長さ(m),力(kgf),時間(s) が用いられる。 材料の力学第1章
1.2.1 (2)工学単位(続き,組立単位の空欄を埋めよ)1.2.1 (2)工学単位(続き,組立単位の空欄を埋めよ) ☆工学単位(kgf) ・地球上の重力による地面を押す力 を基本単位の一つとした単位系 ・地球に住む人,たとえば質量60kg の人には,Newtonの運動の第2法則 力=質量×加速度により, 力=60(kg)×9.807(kg・m/s2)の力が働く。これをむりやり, 60(kgf)=60(kg)×9.807(m/s2) と力(重さ)をkgfで表す古い単位系 である。工学単位における重さ(kgf) とSIの力,ニュートン(N)の間には, 1(kgf)=9.807(N) の関係がある。 とても重要
1.2.1 (3)物理単位(CGS) ・基本単位として 長さ(cm),質量(g),時間(s) を使うCGS単位系 ・この物理単位系ではCGSを基本とするので, 力(dyne)=g・cm/s2 力をdyne(ダイン)と呼ぶ 仕事(エネルギ)erg=dyne・cm=g・cm2/s2 仕事をerg(エルグ)と呼ぶ ,仕事=力×距離 材料の力学第1章
1.2.2重要な物理量のSI単位 (ア)力=質量×加速度(N) 「N」=kg・m/s2(ニュートンと呼ぶ) (イ)仕事=力×距離(J=N・m) 「J」= kg・m2/s2(ジュールと呼ぶ) (ウ)仕事率=(力×距離)/時間 (W=J/s) 「W]=「J/s」= kg・m2/s3(ワットと呼ぶ) (エ)圧力または応力=(力または荷重)/面積 「Pa]=「N/m2」= kg/(m・s2)(パスカルと呼ぶ) 四角の空欄をkg,m,sを使い,SIで表せ! 材料の力学第1章
1.2.310の整数倍の接頭語の表し方 材料の力学第1章
第1章 総合演習問題(その1) 1.台風の中心圧力950hPaは何Paか。またそれは重さ50kgfの物体を面積1m2に何個乗せたことに等しいか。ただし,必要であれば重力加速度は9.807m/s2とせよ。 解答:9.5×104(Pa),193.7(個) 2.3Dの学生40人の平均体重55kgfとして,教室の床面積 (86m2)に働く平均応力は何Paか,またそれは何kgf/m2か。ただし,必要であれば重力加速度は9.807m/s2とせよ。 解答:250.887(Pa),25.58(kgf/m2) 材料の力学第1章
第1章 総合演習問題(その2) 3.自分の両足に働く圧力は何Paとなるか。推定せよ。ただし,必要であれば重力加速度は9.807m/s2とせよ。 解答:人による個人差があるが,2×104(Pa)程度 4.3D教室には25Wの蛍光灯が約30本ある。これが朝9時~夕方5時まで計8時間点灯される時,消費電力量は何Jか。またそれは何kwhか。 解答:2.16×107(J),6.0(kWh) 5.自分が月面上に立ったとき,月の地面を押す力は,何Nで,それは何kgfか。ただし,月面における重力加速度は,地球上の加速度g=9.807m/s2の1/6と仮定する。 解答:98.07(N),10(kgf) 材料の力学第1章
第1章 総合演習問題(その3) 1)単位系の総まとめとして下記の表中の薄青色で示されている空欄を埋めなさい。(黄色部分は埋める必要はない。) 材料の力学第1章
第1章 総合演習問題(その4) 2)次の値を( )内で示された単位に換算せよ。 (1)30tf(N), (2)40kgf/mm2(Pa) (3)50kgf/mm2(MPa) (4)2.1×104kgf/mm2(N/cm2) (5)7.8gf/cm3(N/cm3) (6)1.25×106kgf/cm2(MN/cm2) (7)47.1kN(kgf), (8)490MN/m2(kgf/mm2) (9)58.8MPa(kgf/cm2) (10) 1.58×105MN/m2(kgf/mm2) 材料の力学第1章
第1章 総合演習問題(その3)解答 材料の力学第1章
第1章 総合演習問題(その4)解答 解答: SIの力Nと工学単位の力kgfの関係が1kgf=9.807Nであることを基本に考えればよい。 (1)30tf(N)=30×103kgf=30×103×9.807(N) Pa=N/m2,1m2=(1000mm)2=106mm2であることに注意して, (2)40kgf/mm2(Pa)=40×9.807N/mm2=40×9.807×106(N/m2) =40×9.807×106(Pa) (3)50kgf/mm2(MPa)=50×90807N/mm2=50×9.807×106(Pa) =50×9.807×106/106(MPa)=50×9.807(Ma) 1cm2=(10mm)2=102mm2 (4)2.1×104kgf/mm2(N/cm2)=2.1×104×90807(N/m2) =2.1×104×9.807×100(N/cm2)∵1m2=(100cm)2=104cm2 (5)7.8gf/cm3(N/cm3)=7.8×9.807×10-3(N/cm3)=7.649×10-2(N/cm3) (6)1.25×106kgf/cm2(MN/cm2)=1.25×106×9.807/106=12.25(MN/cm2) (7)47.1kN=47.1×103(N)=4.802×103(kgf) (8)490MN/m2=490×106(N/m2)=49.964×106(kgf/m2) 1m2=106mm2より,49.964×106(kgf/m2)=49.964(kgf/mm2) (9)58.8MPa=58.8×106(Pa)=58.8×106(N/m2)=5.9957×106(kgf/m2) 1m2=104cm2より,5.9957×106(kgf/m2)=5.9957×102(kgf/cm2) (10)1.58×105MN/m2=1.58×1011(N/m2)=15.8×1010(N/m2)=1.6111×1010(kgf/m2) 1m2=106mm2より,1.6111×1010(kgf/m2)=1.6111×104(kagf/mm2) 材料の力学第1章