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グローバル・ガバナンスとは

グローバル・ガバナンスとは. Global Governance 統治、協治、共治. G.G. 終わらない紛争 核兵器の拡散と新たな核開発 ・テロの恐怖. G.G. ・貧富の格差   シャンペングラス構造 絶対的貧困 飢餓に喘ぐ人々. G.G. 資源の無駄使いと人類の破滅 i.e. コンピューターの大量生産、大量廃棄は地球環境に重大な影響を及ぼす. かつては. 平和とは賢いほうがしのぶこと. 今は. どうやって紛争や経済的な格差や環境問題を解決するか、何が誰と行うかが問われている。 ←問題とする対象が変化. Global Governance.

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グローバル・ガバナンスとは

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Presentation Transcript


  1. グローバル・ガバナンスとは • Global • Governance 統治、協治、共治

  2. G.G. • 終わらない紛争 • 核兵器の拡散と新たな核開発 ・テロの恐怖

  3. G.G. ・貧富の格差   シャンペングラス構造 絶対的貧困 飢餓に喘ぐ人々

  4. G.G. • 資源の無駄使いと人類の破滅 i.e.コンピューターの大量生産、大量廃棄は地球環境に重大な影響を及ぼす

  5. かつては 平和とは賢いほうがしのぶこと

  6. 今は • どうやって紛争や経済的な格差や環境問題を解決するか、何が誰と行うかが問われている。 ←問題とする対象が変化

  7. Global Governance • こうした地球的な課題(global issues)を、解決する枠組みのコンセプト • 具体的な対象領域:安全保障から経済問題まで

  8. もともとの世界は • 互いの不信に基づいた 自助(self-help)システム ←アナーキー(anarchy=無秩序)な世界

  9. 国内社会では • 権力が集中 • 権威は一元化 • ルールには強制力が担保されている

  10. 国際関係では 中央政府がないので ・権力は分散 ・権威は無数かつ微力 ・法的拘束力があっても強制力はない

  11. 共有地の悲劇(Tragedy of the commons ) • 放牧地で各人が家畜に存分の牧草を食べさせたら、牧草は枯渇。 • しかも放牧地は共有地(commons)であるため、自分だけ自制しても効果はない。

  12. Prisoner’s Dilemma • ナッシュの均衡からパレート最適に至るためには、プレイヤーの間の協力が必要。 • そのためには信頼関係が必要。

  13. Prisoner’s Dilemma • しかし、国際関係においては、そうした信頼関係と、それに基づく約束の有効性を誰も保障してくれない。

  14. 約束が破られる例 • 国家は、約束(=国際法や政治的合意)を破ることが、もし国際法上で許されなくとも、or 政治的に非難されても、実際には可能である。 • i.e. 武力行使の違法化

  15. 約束が破られる例 • 日朝平壌宣言(Sep. 17, 2002) 双方は、朝鮮半島の核問題の包括的な解決のため、関連するすべての国際的合意を遵守することを確認した。

  16. 日朝平壌宣言(2) • また、双方は、核問題及びミサイル問題を含む安全保障上の諸問題に関し、関係諸国間の対話を促進し、問題解決を図ることの必要性を確認した。

  17. United States • ブッシュ政権)  京都議定書の枠組みからの脱退方針  CTBTの死文化

  18. なぜ約束が破られるか • 破約にいたる2つのパターン 国際的な合意が形成された後に ①世論、あるいは議会が国際的合意に反発 i.e. パットナム two-level game

  19. 破約のパターン(2) • ②当該政府の政権交代  特に、大国や提唱国の政権交代の影響は大きい。

  20. こうしたことが繰り返されるので • 国際関係ではルールの形成に慎重。 • またルールが形成された後も、互いの不信がなくなるとは限らない。

  21. さてここから • Governance without Government (J.N.Rosenau) 両者の違いは?

  22. Government system • 階層秩序に基づく • memberを特定 • 決定過程への形式的参加必要 例えば・・・

  23. Government system の特徴 意思決定が • 効率的 • 有力者の意見が通りやすい(拒否権プレイヤーの存在を認める) • 制度、機構中心。 • 情報共有に制限。

  24. Government systemの定義 • プリント② 82頁参照。

  25. Governance system • 「この指とまれ」システム 関心があるアクター(行為体)が意見を表明する。  構成員を特定する必要はない。  決定過程に参加する義務はない。

  26. その定義 • プリント② 82頁参照。

  27. Governance in IR • ガバナンス actor(国際機構、国家、NGO、個人、多国籍企業、など)

  28. Governance without Government order + intentionality 秩序を維持するための意識的活動が必要

  29. ただし • 誰が合意に責任をもつかは不問。  ←「やれる範囲での活動」の集合にすぎない。 ・誰に忠誠心(loyalty)を抱くか?

  30. ここで質問です。 • 皆さんは  「地球市民」ですか?

  31. 実は • G.G.論には as framework 枠組み (今まで説明) as norm (規範) (これから説明)  の2種類がある。

  32. GG as norm • Commission on Global Governance (グローバル委員会) “Our Global Neighborhood” (邦訳『地球リーダシップ』1995)

  33. この委員会の紹介 • 国連50年を機にBrandtの呼びかけで緒方貞子、J.Delors など28名の有識者が集まった独立集団。 • global communityを  うまくmanageする方策を検討。

  34. Who’s Who • Sadako Ogata 1991-2000 国連難民高等弁務官 2002 アフガン復興東京会議の 共同議長 現在、「人間の安全保障委員会」の共同議長

  35. いくつかの現状分析 • 中規模の国のGNPよりも売上高が多い多国籍企業がある。 • 世界各国の軍事予算の総計は、国連PKOの予算428倍にあたる。

  36. 国連はどうあるべきか United Nations is seen as ‘them’, not ‘us’. [But] the UN is ‘us’. http://www.un.org/

  37. 委員会の提言 • 4つの提言 ①国家中心の安全保障から人々や地球の安全保障へ ②富の格差の拡大に配慮

  38. 提言(続き) • ③国連の制度改革 • ④global neighborhoodでは強者も弱者も法の下では平等という原則に。強いられて隣人になるのではなく、良き隣人に。

  39. リーダシップが重要。 • Neighborhoodwithout leadership is dangerous neighborhood.

  40.  理想の地球社会  家にたとえると Global Governance Global neighborhood

  41. まずは国の安全から • 国家の安全保障 • 人間の安全保障 • 地球の安全保障

  42. Security • National security • International / regional security • Global security

  43. 安全保障のジレンマ • 国家が防衛目的だけで軍備を備えていても、自助のシステムの下では、敵の意図が最悪の場合を想定して、軍拡は進む. Next, figure

  44. figure 互いに正確に軍事力を測れない。

  45. Security dilemma • 軍拡競争へ • 「仮想敵国」:仮想でしかないのに、敵国をつくる必要性

  46. <同盟のジレンマ> • 同盟(alliance)の定義は 「ある国家が他国と力を結合して、力を増大させ、外交的立場を強化する方法」 (See figure)

  47. 同盟には2つの種類がある • 二国間同盟 (bilateral alliance) • 多国間同盟 (multilateral alliance)

  48. 例えば • 日米同盟(1951-) • 米韓同盟(1953-) • 中ソ同盟(1950-60’s前半)

  49. ハブとスポークからなるハブ構造         大韓民国 中華民国           日本 (台湾)              フィリピン

  50. Harry S. Truman トルーマン(民主党) Truman Doctrine Korean War

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