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可動コイル形計器を使った 電流計・電圧計. 1.可動コイル形計器 1-1 目盛板の記号 1-2 可動コイル形計器の原理 2.電流計 2-1 分流器 2-2 多重範囲電流計 2-3 ガルバノメータ(検流計) 3.電圧計 3-1 倍率器 3-2 多重範囲電流計 4.まとめ. 1.可動コイル形計器 1-1 目盛板の記号. 等価回路. 流してよい電流の最大値. かけられる電圧の最大値 V. 代表的な値 流してよい電流の最大値 : 1 mA 内部抵抗 : 10 Ω かけられる電圧の最大値 : 10 mV.
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可動コイル形計器を使った電流計・電圧計 1.可動コイル形計器 1-1 目盛板の記号 1-2 可動コイル形計器の原理 2.電流計 2-1 分流器 2-2 多重範囲電流計 2-3 ガルバノメータ(検流計) 3.電圧計 3-1 倍率器 3-2 多重範囲電流計 4.まとめ
等価回路 流してよい電流の最大値 かけられる電圧の最大値V • 代表的な値 • 流してよい電流の最大値 :1 mA • 内部抵抗 :10 Ω • かけられる電圧の最大値 :10 mV 1.可動コイル形計器1-2 可動コイル形計器の原理
分流の式から 1mA 1A 等価回路 10Ω (分流器の)倍率は 流してよい電流の最大値 999mA 変形してRsをもとめると かけられる電圧の最大値V 例(1Aの電流計を作るには) • 代表的な値 • 流してよい電流の最大値 :1 mA • 内部抵抗 :10 Ω • かけられる電圧の最大値 :10 mV 2.電流計2-1 分流器
10A端子につないだとき (1) 30A端子につないだとき Ia=1A Ia=1A Ia=1A Ia=1A Is=29A Is=29A Is=9A Is=9A I=10A I=10A I=30A I=30A (2) I=10A I=10A I=30A I=30A (1)(2)式を連立して解く 2.電流計2-2 多重範囲電流計
検流計の利用例 2.電流計2-3 ガルバノメータ(検流計) • 検流計の特徴 • どちら向きにも電流を流せる • 単位はμA(高精度)
等価回路 10Ω 流してよい電流の最大値 990mV 10mV 1V 分圧の式から かけられる電圧の最大値V 例(1Vの電圧計を作るには) (倍率器の)倍率は • 代表的な値 • 流してよい電流の最大値 :1 mA • 内部抵抗 :10 Ω • かけられる電圧の最大値 :10 mV 変形してRmをもとめると 3.電圧計3-1 倍率器
10V端子につないだとき (1) 流れる電流 流れる電流 流れる電流 流れる電流 V2=29V V2=29V V1=1V V1=1V V2=9V V2=9V V1=1V V1=1V 流れる電流 流れる電流 V=10V V=10V V=30V V=30V 30V端子につないだとき 流れる電流 流れる電流 (2) (1)を(2)に代入して 3.電圧計3-2 多重範囲電圧計
4.まとめ • 電流計・電圧計ともに,可動コイル形計器が用いられている. • 電流計の測定範囲を広げるには,分流器が用いられる. • 電圧計の測定範囲を広げるには,倍率器が用いられる. 考えてみよう 電流・電圧を測定する際に,端子の向きを逆にしたり,電流計を並列に挿入したり,電圧計を直列に挿入したりすることは,絶対にやってはならないことである.なぜか?